■ ID | 351 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 埼玉県における廃木材破砕チップ化施設実態調査 |
■ 著者 | 渡辺洋一
埼玉県環境科学国際センター 倉田泰人 埼玉県環境科学国際センター 小野雄策 埼玉県環境科学国際センター 河村清史 埼玉県環境科学国際センター 細見正明 東京農工大学工学部 |
■ 出版元 | (社)廃棄物資源循環学会 |
■ 出版年 | 2002 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第13回廃棄物学会研究発表会、平成14年11月29日 |
■ 抄録・要旨 | 廃木材リサイクルの重要施設である廃木材破砕チップ化施設について、埼玉県内の施設を1988年と2001〜2002年に調査した。比較検討を行ったところ、1988年と比べて、搬入される木材に占める解体廃木材の比率の増加、受け入れる廃木材の規格強化や製品用途の絞り込みによる設備や操作の削減、新たな機器の導入による品質の向上などが特徴的であった。チップの再利用用途としては、家畜敷料や木炭などが加わっていたが、比率的には小さく、全体的な傾向としては、パーティクルボード用の増加と製紙用の減少が著しかった。また、チップの分析結果から、廃木材チップ中の有害金属類は、全体的には減少傾向にあると考えられた。
また、聞き取り調査の結果から、廃木材リサイクル促進の課題として、利用用途の拡大、廃木材の安定供給のためのストック場所の確保、廃棄物処理に対するコスト負担意識の徹底、分別の徹底及び異物除去技術の確立が挙げられる。 |
■ キーワード | *木材, *廃材, *木材チップ, *廃棄物処理施設, アンケート, 解体工事, 破砕, 選別, ふるい, カドミウム, 鉛, ヒ素, 敷料, 木炭, パーティクルボード, 再生紙, 資源回収 |
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